1対1で勝つ為にはどうしたらいいの?
今回は1対1に勝つにはどうしたらいいのかを教えていきたいと思います!
まず、なぜ1対1に勝たなければいけないか考えてみましょう。
試合に勝つ為には相手より1点でも多く点を取る、当たり前ですね。
チームは点を取る為に様々な努力と知識を取り入れながら展開していきます。
セットポジションからのフォーメーションプレイ、3対3、2対2 、オフェンスを分解していけば最終的に1対1に辿り着くはずです。
言い換えれば1対1が5箇所で行われている状態とも言えるでしょう。
この1対1で勝つ事が出来ればチームの勝利にグッと近づけるのです!
ではどうやったら1対1で勝てるのか。
ポイントは2つ
【ミート力】
【緩急】
これを1つずつ説明していきましょう。
【ミート力】
パスを受ける際に行う動作。
しっかりとディフェンダーを振り切りパスボールに合わせる(ミートする)。
ここでディフェンダーの動作が遅れ、ディフェンスにズレが生じていれば一発で抜き去ることが出来ます!
ズレが無かったとしてもディフェンダーとの距離が生まれるので間合いを図り1対1を仕掛けて下さい!
【緩急】
スピードに自信がある人は自分の持ち味を生かした勝負が出来ますが、そうでない人は緩急(チェンジオブペース)を身に付けましょう!
トップスピードからロースピード、ロースピードからトップスピード、このスピードの差が大きいほど有効になり、ディフェンダーが守りやすいタイミングを大きくズラして勝負していきましょう!
ここまでは知識として頭に入れてもらいました。
次は体を使ってどうやって実行していくのか考えていきましょう!
【ミート力】
ミートとはボールをキャッチして着地したときの姿勢の事を指します。
バスケットボールの基本姿勢を「トリプルスレット」と呼びます。トリプルスレットとは“3つの脅威”という意味です。バスケットボールでの3つの脅威とは、「シュート」「ドリブル」「パス」のことです。
つまりこのトリプルスレットとは3つの脅威である、「シュート」「ドリブル」「パス」のどれにも素早く移行できる姿勢のことです。
・ボールを保持する場所
ボールを保持する位置ですが、右利きのワンハンドシュートの選手であるならば、右ももの上くらいに右手の指先が上を向くようにボールを持って構えます。
この姿勢を基本ベースに置き、次はディフェンスの動きにも注意して考えてみます。
『ディフェンスにディナイされている場合』
むやみに動き回らずディフェンスをしっかりとコートの内側に押し込みます。
パサー(パスを出す人)とコンタクトを取り、勢いよく飛び出しディフェンスを振り切ります。
パスを貰った時の体の向きは基本的にリングに向けて下さい。
ポストプレイは背中をリングに向けますが基本は正面です。
振り切りったディフェンダーの反応が遅いときはそのままシュート・ドライブを仕掛けて下さい。
チェックが早いときはしっかりと1対1で勝負しましょう。
『ディフェンダーが離れて守っている場合』
ディフェンダーが離れている時はドライブや内側の守りを厚くしている状態なのでとても抜きにくいです。
外からのシュートが得意であればそのまま打つ選択も出来ますが、苦手な人はなるべく1対1を仕掛けていきたいですよね?
この場合はミートする際に自分からディフェンダーに近づいて相手との間合いを詰めましょう。
詰められたディフェンダーは守る選択肢が増え迷いが生じます。
そのスキを突いて1対1で勝負を仕掛けていきましょう!
【緩急】
スピードに強弱をつける、要はストップ&ゴーです!
『動く』と『止まる』の組み合わせで緩急を作り、ディフェンダーの動きのタイミングをズラしていくのです!
これに伴って必要になるスキルは
・止まる脚力
・ハンドリング能力
・止まる脚力
動きを急に止めるのはなかなか難しく、全力で走っている時に止めるとなると2〜3歩くらいは動いてしまうと思います。
日々の練習で『止まる』動きに意識をして最終的には『1歩』で止まれるような強い脚力を作ってください!
・ハンドリング能力
緩急の動きが出来てきたらその動きを100%使いこなせるハンドリング力も必要になってきます。
上下左右様々な動きをしなくてはいけない状況なので色々なドリブルが必要になってくるでしょ。
もし、ドリブルに自信がない人はとりあえずこれをやってみて下さい!
①力強いドリブル
ドリブルしている瞬間は、ボールが手から離れてから戻ってくるまでの間が一番ボールが無防備になります。
弱点を少なくするため、ボールは強くつき、低い位置でのドリブルを心掛けて下さい!
②クロスオーバー
たぶん最初に教えてもらえるドリブルの技だと思います。
誰だって出来るよと思われがちですが、最高のクロスオーバーは最強なんです!
振りの幅、スピード、上下左右など様々なバリエーションで練習してみて下さい!
注意としてはディフェンダーの前をクロスする為カットされやすいので、相手の手の位置と自分との距離感に気をつけながらやってみて下さい!
以上が1対1で勝つための内容となります。
仲間や友達と何度も実践を繰り返し、経験し、試合では自信たっぷりのプレイで勝負していきましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!